大間のマグロ漁師である細間正樹(ほそままさき)さん。第六旭光丸の船頭で大間のマグロと日々格闘しています。細間正樹さんのお嫁さんは病気で亡くなられていて、娘2人を男手一つで育てています。
お嫁さんの病名や亡くなった理由、現在の子供さん(細間愛華さん・細間心寧さん)の情報についてまとめていきます。
細間正樹の家族構成は4人
細間正樹さんの家族構成はこちらです。
- 父親:細間正樹さん
- 母親:細間加代子さん
- 長女:細間愛華(あいか)
- 二女:細間心寧(ここね)
2013年までは細間家は4人家族でしたが奥さんが死別してしまったので現在は3人となります。娘さんは2人いますが、幼い頃に母親を亡くしてしまった喪失感はかなり大きいと思います。
細間正樹の嫁妻は細間加代子!病死理由は?
細間正樹さんの妻の名前は加代子さんで正樹さんの3歳年下の方。
取材当時2006年の細間家族の映像や画像が残っています。髪はロングヘアで大間のマグロ漁師の細間正樹さんと娘たちを懸命にサポートしていました。
細間正樹の嫁の病死はいつで理由は?
妻・細間加代子さんの病死は2013年。子供も食べ盛りで子育ても必要な時期に亡くなられています。病名は『クモ膜下出血』でした。病気の予兆はなく、マグロ漁から帰宅した時にはすでに亡くなられていたとのことです。
細間正樹の嫁の病死理由は?
クモ膜下出血は働き盛りの40代から増え、女性の発生率が高いそうです。ただ、クモ膜下出血の原因は現在の医学でもはっきりしたことは分かっていません。
日本人の死因第3位である「脳卒中」は脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の3つを総称して呼びます。内訳としては、脳の血管が詰まる脳梗塞が約75%と最も多く、脳の血管が破れて出血する脳出血が約12%、くも膜下出血が約3%と続きます(厚生労働省2014年「患者調査」)。
女性の発症率が高いとされますが、はっきりした理由はわかっていません。
引用元:製鉄記念八幡病院
妻の加代子さんも30代前半で亡くなられるのが早すぎますよね。育児に家事にマグロ漁師の夫を支えていく毎日は想像以上に大変だったのではないでしょうか。細間正樹さんは「本当は毎日泣いてるんだよ。奥さんの写真を眺めて。」と悲しそうに語られていました。
細間正樹の娘2人で愛華と愛華
細間正樹さんの子供さんは、2人で愛華さんと愛華さん。
- 長女:細間愛華
- 次女:細間心寧
奥さんが無くなられてから男で一つ手育てることになるので、漁師で忙しいなか掃除洗濯や料理と家事全般をこなしています。ですが、負担がかなり大きいこともあり両親のところに預ける決心をしました。
細間正樹の長女は愛華
それでは、細間正樹さんの長女である愛華さんの経歴や現在についてご紹介します。
長女・愛華は母親の病死が理由で看護の道へ
長女の愛華(あいか)さんは、2020年1月時点で高校3年生になっています。高校は北海道の看護専門学校を受験し、見事合格。
入学金は1年生でも100万円はかかるそうで、その後無事にマグロを1本釣り上げ工面できたそうです。愛華さんが看護の道に進もうと思ったきかっけは母親の病死でした。
・母親の死は自分に知識があれば助けられたかも
・大好きだった母親の異変に気付いてあげられなかった
・母親は具合が悪いなどとは言わなかった
・心のケアから異変に気付いてれば早く病院に連れていけたかも
「自分に看護の知識があったら母親の異変に気付けたのではないか?」と思い看護を勉強したいと思ったそうです。お昼ご飯も下宿先で出る食事をわざと残して学校に持っていているのだとか。このことも、父親の正樹さんに家計の負担にならないようとしている努力。
生活費はアルバイトで稼いでいる
愛華さんは下宿先には節約のためにエアコンも設置していないようですね。生活費は自分で稼ぐと人生初のアルバイトを飲食店で行っている健気さです。
下宿先の費用は5万8千円なので、学生からするとかなり高いお金ですが節約しながら頑張っているそうです。勉強の方も力を抜いている訳ではなく、前期のテストではなんと38人中1位と学年トップの成績。
親元から離れて暮らしたことでありがたみや大変さも実感したそうで、社会人になってお給料をもらうようになれば父親に楽になってもらえると語っていました。成人式用の写真撮影では大人な雰囲気で細間正樹さんも喜んでいましたね。
【2023年】細間愛華の現在は?
2023年の細間愛華さんの現在は、看護師専門学校を無事卒業されています。看護の国家試験にも合格しました。これから社会人として働くことが決まっていますが生活費もかなりかかるようで。
一人暮らしをするために家賃や食費、保険料など必要はお金で出費も痛いところです。愛華さんだけで全ての費用を捻出するのは難しいので父親の細間正樹さんも何とかして稼ぐためにも必死でマグロ漁にはげみます。
【2024年】細間愛華の現在は?
2024年には長女・愛華さんは看護師として勤務して約1年が経っています。借りた奨学金の金額は200万円とかなりの大金で、働いたお給料から地道に返済している途中とのことです。
細間愛華さんの就職先は脳神経外科の道を選択しました。看護学校からは総合病院を勧められましたが、自身の母親への想いもあり、選択したようです。
細間正樹の次女は心寧
次に、細間正樹さんの次女である心寧さんをご紹介していきます。
次女・心寧は中学校へ進学
二女の心寧(ここね)さんは、2020年1月時点で中学校へ進学。住まいは妻・加代子さんの両親のところで暮らしています。
実家で暮らしているので、おそらく長女・愛華さんと同じく父親に負担を掛けまいと家事の手伝いなどもされていることでしょう。
次女・心寧の将来は介護福祉士
心寧さんの夢は介護福祉士になることで、母親と同じ進路を歩みたいという希望があります。中学1年生の頃にはすでに決めていたようで、やはり母親が与えた影響は強いようですね。
家族や子供たちのために懸命に仕事をしてくれている母親の背中を見て、幼い頃から憧れを持っていたようです。
【2023年】細間心寧の現在は?
2023年の心寧さんの現在は高校2年生になり、学費やその他もお金がかかる時期でもあります。学校でも将来介護福祉士になるためにも勉強を頑張っているところだと思います。
1本でも釣れれば収入も増え、子供たちを楽にしてあげられるので大きなマグロを釣って獲って欲しいですね。
【2024年】細間心寧の現在は?
次女の心寧さんは2024年で高校3年生です。将来の夢は母親と同じ介護士の資格を取ることなので、都会に出て一人暮らしをするとなればさらにお金がかかります。
働いている訳でもないので、引っ越しの費用など大きなまとまったお金も必要です。父親の細間正樹さんは娘たちの生活に必要な資金を稼ぐために日々マグロ漁に出掛けています。
細間正樹のプロフィール
- 名前:細間正樹(ほそままさき)
- 年齢:43歳(2022年1月時点)
- 所有船:第六旭光丸
細間正樹さんは大間のマグロ漁師で男手一つで娘の愛華さんと心寧さんを育てています。マグロ漁も年中獲れるわけではないので、アワビ漁をすることも。生活費や子供を養っていくためにも、5000円~10000円のアワビで収入を増やしていました。
愛娘たちに少しでも楽にしてあげたいという気持ちが強く、日々マグロ漁やアワビ漁にも奮闘しています。
まとめ
今回は「【細間正樹の家族構成】嫁の病死理由は?娘2人で細間愛華と心寧【大間の漁師】」についてご紹介しました。
細間正樹さんは2013年の妻をくも膜下出血で亡くし、男手一つで2人の娘を育ててきました。妻・加代子さんの病気はくも膜下出血で母親を亡くした愛華さんと心寧さんもショックだったと思います。
2024年の現在は娘2人の愛華さんは看護師の国家試験に合格した後、看護師として働いているようです。心寧さんは高校3年生に。まだまだお金がかかる時期ですので、細間正樹さんも頑張りどころです。