東京オリンピック2020でレスリング女子フリースタイル57kg級に出場し、金メダルに輝いた川井梨紗子さん。
前回のリオデジャネイロオリンピック2016では、63kg級で同じく金メダルを獲得しています。
今回の東京オリンピックでは、同じ階級でレスリング選手である妹との、姉妹揃っての金メダル獲得を目指す為に階級を変えて臨んだ大会でした。
そんな妹思いの川井梨紗子さんですが、なんと妹だけではなく、両親や兄弟もレスリング選手なんだそうです。
父親や母親や兄弟は、どんな方達なのでしょうか?
川井梨紗子さん川井友香子さんの家族構成や家族の職業など気になりますよね。
家族構成や父親、母親、姉妹について詳しく紹介していきます。
川井梨紗子との川井友香子の家族構成は5人
川井梨紗子(26歳)
川井友香子(23歳)姉妹揃って金メダル
最高だな
日の丸もよく似合ってる。 pic.twitter.com/yQ5BxWWzpg— 丘田 英徳 (@okada_2019) August 6, 2021
川井梨紗子さんと川井友香子さんの家族構成はこちら。
- 父親
- 母親
- 長女:川井梨紗子さん
- 次女:川井友香子さん
- 三女:川井優梨子さん
家族構成は両親と3人姉妹の5人家族
です。
家族写真も公表されていて、とても仲の良さそうな家族ですよね。
それでは、家族一人一人を詳しく紹介していきます。
川井梨紗子と友香子の父親
今日(8/4)のマイ東京オリンピックは女子レスリングの川井友香子選手🏅
両手を挙げる先には明日「姉妹で金」を懸けて闘うお姉さん。
手にしているのはスマホ😃そして会場を去る前に立ち寄った所にはリモートで応援していた御両親の姿。
無観客ならではの現代のオリンピック風景だと思いましたね😄 pic.twitter.com/PxVRdKHYdo
— タケスミ・日本一清潔(なつもり)の「北限の竹炭」を作っています(^.^) (@yattemikka) August 4, 2021
まずは、川井梨紗子さんと友香子さんの父について紹介します。
- 名前:川井孝人
- 生年月日:1968年生まれ
- 出身校:日本体育大学
- 職業:金沢北陵高レスリング部監督兼男子日本代表フリースタイル監督
- 全国高校体育連盟(高体連)のレスリング専門部の強化委員
- 石川県高等学校体育連盟レスリング専門部専門委員長
川井梨紗子さんと友香子さんの父・孝人さんも、レスリング経験者で、現在は監督業などレスリング関係のお仕事
をされています。
こちらが「日本レスリング協会」の公式サイトでの実績結果となります。
やはり、あれだけ強い川井梨紗子さんと友香子さんの父親ということもあり、相当な実力者でした。
そんなレスリング実力者である父・孝人さんは、娘に同じレスリングをして欲しいと思っていたのか、川井梨紗子さんが小学2年生の時にこんな言葉をかけたそう。
川井梨紗子さんは、そんな父の言葉を受け、軽い気持ちで男女混合の大会に出たことがきっかけでレスリングにはまっていったそうです。
川井梨紗子と友香子の母親
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NICE SHOT#レスリング 女子日本代表選手団から
\姉妹で #金メダル を獲得した
女子フリースタイル57kg級 姉の川井梨紗子選手
女子フリースタイル62kg級 妹の川井友香子選手金メダルを手に姉妹で記念撮影😊@risako_kawai#がんばれニッポン#Tokyo2020 #TEAMJAPAN#オリンピック pic.twitter.com/rvN0Tk7PJH
— TEAM JAPAN (@Japan_Olympic) August 6, 2021
次に、川井梨紗子さんと友香子さんの母親について紹介します。
- 名前:川井初江
- 旧姓:小滝
- 生年月日:1970年生まれ
川井梨紗子さんの母・初江さんも、同じくレスリング経験者
です。
しかも、母・初江さんもまた実力者の持ち主で、1989年の世界選手権では、7位という好成績を残しています。
また、1988年と1989年にレスリング全日本女子選手権を連覇。
そんなレスリングの強い両親が結婚したのは、1992年10月で、結婚から2年後には、長女の川井梨紗子さんが誕生しています。
当時の「母の教え」は、非常に厳しかったそうです。
普通なら、我が子に優しく指導してしまうところですが、母・初江さんは我が子にはより厳しく指導していたんだとか。
そんな、母・初江さんの教えがこちら。
- ①道場では母じゃない
- ②攻めなきゃレスリングじゃない
- ③バランスのよい食事
- ④本人の意思に任せる
引用元:サンスポ
厳しい教えの中にも、「本人の意思に任せる」というあたりは、母の優しさを感じますよね。
川井梨紗子と友香子の妹は川井優梨子
石川県が東京五輪のレスリング女子で金メダル🥇を獲得した川井梨紗子選手、川井友香子選手に『県民栄誉賞』を、バスケ女子で銀メダル🥈を獲得した赤穂ひまわり選手に『スポーツ特別賞』を贈る方向である。
県民栄誉賞の贈呈が決定すれば受賞者は、松井秀喜さん、松本薫さん、川井姉妹の計4人となる。 pic.twitter.com/5R1KqKnO0E
— ふらっと金沢 (@FurattoKanazawa) August 14, 2021
川井梨紗子さんと友香子さんには妹がいます。
実は3姉妹でなんで、名前には全て「子」が付くんです。
- 長女:川井梨紗子(かわい りさこ)
- 次女:川井友香子(かわい ゆかこ)
- 三女:川井優梨子(かわい ゆりこ)
一人ずつ詳しく紹介していきたいと思います。
長女:川井梨紗子のプロフィール
川井梨紗子選手おめでとうございます🏅🏅🏅
同一大会で姉妹の金メダルは初だそうで
御家族は二重三重四重の喜びですね#川井梨紗子 選手#レスリングフリースタイル57キロ級#川井姉妹#姉妹で金メダル pic.twitter.com/8gGHdChore— 閑人閑話 (@kanjin_kanwa) August 5, 2021
まずは、長女の川井梨紗子さんを紹介します。
- 名前:川井梨紗子
- 生年月日:1994年11月21日
- 出身校:至学館高等学校、至学館大学
- 主な戦績:2016年・リオ五輪63kg級で金メダル、2017年・世界選手権60kg級金メダル、2018年同59kg級で金メダル、2019年・同57kg級で優勝
川井梨紗子さんは、母親がコーチをする金沢ジュニアレスリング倶楽部で習い始めます。
小学校2年生からレスリングを始めて、すでに小学6年生の時に「全国レスリング選手権大会」33kg級にて2位の好成績をあげます。
中学に入ると3年生の時に「全国中学生選手権」の52kg級にて見事優勝を果たしています。
至学館高校時代は、3年次に「全国選抜」に選出されました。
世界選手権にも出場しますが、その時は2回戦で敗退し惜しくも7位と悔しい結果に。
2013年には至学館大学に入り、2014年のワールドカップでチームの優勝に貢献。
FILA世界ランキングは2018年に1位に輝きます。
2019年9月の世界選手権で決勝進出となり、東京五輪の代表に選ばれ、3回目の世界選手権で優勝となっています。
2021年には東京五輪で妹の川井友香子と揃って金メダルを獲得しました。
次女・川井友香子のプロフィール
【東京五輪速報】
レスリング・女子フリースタイル62kg級決勝✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
🥇川井友香子、金メダル獲得🥇
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨今大会のレスリングでは日本勢初の金メダル!#レスリング#Tokyo2020
写真:長田洋平/アフロスポーツ pic.twitter.com/ku42VJWrPH— ライブドアニュース (@livedoornews) August 4, 2021
次は、次女の川井友香子さんを紹介します。
- 名前:川井友香子
- 生年月日:1997年8月27日
- 出身校:至学館高等学校、至学館大学
- 主な戦績:18年世界選手権62キロ級銀メダル、19年同62キロ級銅メダル
川井梨紗子さんの妹・友香子さんは、先月行われた東京オリンピック2020で、金メダルを獲得したことで話題になりました。
それまでは、実績の多い川井梨紗子さんばかり目立っていて、「川井梨紗子の妹」と呼ばれ名前を覚えてもらえなかったそうです。
その目標が、現実のものとなりましたね。
妹・友香子さんも川井梨紗子さんと同じく母がコーチを務める金沢ジュニアレスリングチームに所属していました。
中学3年生の時には、ジュニアクイーンズカップ中学生の部48kg級で優勝もしています。
その成績から、レスリングが好きで練習にも好んで参加していたのかと思いましたが、実際は違ったようです。
母・初江さんがインタビューでこのように話しています。
幼いころは手芸などの遊びが好きで、ピアノなど「女の子らしい習い事」をやりたがっていた。なかでもレスリングは「やりたくない」と最後まで粘っていた。母の初江さんがレスリング教室のコーチを務めているため、他の選手と接している間は自分が構ってもらえない、というのが理由だった。
結局、姉と同じく小学校2年生の時にレスリングを習い始めたが、「なんとなく始めた」
引用元:olympics
手芸遊びやピアノと聞くと、レスリングとは無縁のように感じますよね。
イメージとは違い、とても女の子らしい遊びが好きだったのですね。
川井友香子選手✨
金メダルおめでとうございます🥇✨姉の梨紗子選手は明日5日(木)決勝戦に挑みます🔥#Tokyo2020 #オリンピック #レスリング pic.twitter.com/ieDdHoUOkV
— オリンピック (@gorin) August 4, 2021
また、母・初江さんは、友香子さんの性格をこのように話しています。
3姉妹のなかで争いごとには一番向いていない性格。手がかからない、おとなしい子でした。思っていることを口にすることが苦手で、はっきり物を言う梨紗子とは正反対なんです。
16年4月の練習中に左肩からマットに落ちて、完全脱臼をしました。激痛だったはずです。なのに「痛い」とも言わずに静かにうずくまっているだけ。梨紗子が「あんた、何してるの?」と寄って行ったら、肩が外れていたんです。全身麻酔の手術をして、実戦復帰に1年を要しました。
引用元:スポーツ報知
友香子さんは、あまり自分の感情を表に出さないようですね。
レスリング選手と聞くと、はっきりと物を言う強気な方というイメージでしたが、友香子さんは相手を思いやることのできるとても優しい人なのでしょう。
三女:川井優梨子のプロフィール
最後に、三姉妹の末っ子である三女について、紹介します。
- 名前:川井優梨子
- 主な戦歴:ジュニアクイーンズカップ(中学生の部)37kg級準決勝進出、東京都知事杯 37kg級5位
- 職業:社会人
二人の姉と同じように、レスリングをしていましたが、現在は競技を引退し社会人として働いている
ようです。
中学以降に主な戦歴が見当たらないことから、高校生の頃にレスリングから離れたのかもしれません。
何かレスリング以外でやりたいことが見つかったのでしょうか。
真相は分かりませんが、二人の姉がプロのレスリング選手として活躍するのを間近で見てきた妹・優梨子さんにしか分からない感情があったのかもしれませんね。
三姉妹で過去に大喧嘩も
2021年8月9日に川井梨紗子さんと妹の川井友香子さんがフジテレビ系で生放送された「ジャンクSPORTS」に揃って出演しました。
番組内では、姉妹が2年前に壮絶な姉妹喧嘩をしていたことを明かしています。
オリンピックの舞台では、お互いを応援し合うとても仲の良い姉妹でしたが、一緒にいる時間が長いからこそぶつかり合うこともありますよね。
でも今は仲直りをしているそうですよ!
まとめ
今回は「川井梨紗子との川井友香子の家族構成は?母親父親妹もレスリング選手」についてご紹介しました。
川井梨紗子さんと川井友香子さんの家族構成は、父親・母親の両親と3姉妹の5人家族でした。
両親は、ともにレスリング経験者で現在も監督やクラブコーチなど、レスリング関係の仕事に携わっています。
次女の友香子さんは、同じレスリング選手として活躍し、東京オリンピック2020では姉妹で金メダルを獲得しました。
三女の優梨子さんも、レスリング経験者でしたが現在は引退し、社会人として働いているそうです。
そんなレスリング一家の川井家は、家族全員で東京オリンピックの試合を応援し、姉妹が金メダルを獲得した時には、飛び跳ねて喜んだのではないでしょうか。
これからも姉妹での活躍を期待したいですね。