歌舞伎役者としてはもちろん、マルチな才能を発揮する俳優としても大活躍中の中村獅童(なかむら・しどう)さんの子供で次男の夏幹(なつき)くんの指が欠損してる理由に注目が集まっています。
病気や障害・遺伝のせいで両手小指欠損してしまった?と噂になっている中村獅童さんの次男・夏幹くんですが、様々な話題が錯綜しているので、真相に迫る情報をキッチリと整理していきましょう。
【現在】中村獅童の子供の病気は次男の夏幹くん
次男・夏幹くんは現在「先天性四肢障害」の病気を抱えていることを中村獅童さんの口から語られました。
「獅童は初お目見えする夏幹について『生まれつき両手の小指が欠損している状態』と障害があることを初めて明かした。」
引用:中日新聞
中村獅童さんが子供・夏幹くんの病気をカミングアウトしたのは、2023年の「十二月大歌舞伎」で次男の初舞台が決まった直後の記者会見の場でした。
ただ、両手小指が欠損している子供・夏幹くんの具体的な病名は分かっていません。
子供の病気を世間に公表する、という勇気ある行動をした中村獅童さんですが、具体的な病名を明かしてしまうと、家族や周囲に悪影響を及ぼしかねないので、やんわりとした表現で子供の現在の状況を伝えたのではないでしょうか。
中村獅童の子供で指が欠損してる理由はなぜ?
子供・夏幹くんの指が欠損してる理由は「生まれつき両手小指に異常があったから」だと予想しています。
中村獅童さんが子供・夏幹くんの病気を明かした際、指が欠損してる理由を明言することはありませんでした。
でも、怪我や事故で指を欠損したのであれば、記者会見の場でしっかりと説明してくれるはずですから、生まれつきの病気だったと考えるのが自然だと思います。
また、指が欠損してる理由を突き詰めたとしても、子供・夏幹くんが前向きに生きていけるとは限らない、と中村獅童さんが解釈した可能性もあり、病気としっかり向き合うという意味を込めて記者会見でカミングアウトしたのではないでしょうか。
両手小指欠損とは?原因や治療法も
両手小指欠損とは、多くの人とは異なる形状の小指になっている状況のことを指します。
中村獅童さんの子供・夏幹くんは、小指と薬指がくっついてしまっている「合指症(ごうししょう)」の可能性が指摘されていますので、合指症の原因や治療法が存在するのかについて今一度チェックしていきましょう。
原因は遺伝?
両手小指欠損の症状が出る合指症の原因については解明されていません。
理由や原因が分かっていないため、遺伝の影響で合指症を発症する?と噂されていて、中村獅童さんの子供・夏幹くんも遺伝で両手小指欠損を患った可能性があります。
夏幹くんの病気を公表した際、父親の中村獅童さんは次男誕生の時に両手小指欠損の症状を把握したことが分かっていますから、夏幹くんのケースは遺伝が原因と考えるのが自然ではないでしょうか。
合指症の治療法は?
「一般的には生後1歳前後にくっついている指の分離手術を行います。」
引用:日本形成外科学会
合指症による両手小指欠損の病気の治療法は手術に踏み切るケースが多いようですね。
中村獅童さんの子供・夏幹くんも過去に2度の手術を経験していて、外科的治療を施したことが判明しています。
夏幹くんは初舞台にあがった時の年齢が3歳ですから、幼少期に2回の手術を経験するというのは父親・中村獅童さんの気持ちを察するとやりきれない思いになりますよね。
中村獅童の子供が指を欠損して歌舞伎に支障はない?
子供・夏幹くんは両手小指欠損の状態でも歌舞伎に支障はありません。
父親の中村獅童さんも歌舞伎の舞台だけでなく、普段の生活でも影響が出ていないことを強調していました。
「夏幹くん自身はまだ自分の手のことを自覚できていないという。」
引用:スポーツ報知
年齢3歳で幼い子供の夏幹くんなので、自分の病気を理解していないのは当然のことだと思います。
歌舞伎役者といえば、舞台上で見得を切ることだけでなく、指の動きで役の感情を表現するシーンもありますから、両手小指欠損の病気を完全に隠すのは無理がありますよね。
指を目いっぱい広げて、病気がバレてしまう場面を何度も経験するかもしれませんが、歌舞伎ファンが子供・夏幹くんの状態を把握した上で舞台を楽しむ、という別の視点が存在する点も興味深いところだと思います。
まとめ
中村獅童さんの子供・夏幹くんの指が欠損してる理由は「先天性四肢障害」という病気だったからで、指がくっついてしまう「合指症」は遺伝で発症する可能性が指摘されています。
両手小指欠損の状態で歌舞伎の舞台に出ることに支障はないことが中村獅童さんの口から語られていますから、近い将来夢の親子共演が実現するのはほぼ間違いないですよね。