箱根駅伝2023注目選手まとめ!優勝順位や区間と戦力予想や結果

箱根駅伝2023の注目選手のまとめをご紹介するほか、優勝順位や区間・戦力予想、結果速報といった様々な話題を総特集。

往路・復路ともに20km前後の長い距離を大学生たちが懸命に走り抜け、多くの人に感動を与えている箱根駅伝2023がついに開幕しますけど、大会を彩る注目選手はもちろん、気になる優勝予想も合わせてお届けしながら、箱根駅伝2023の魅力を深掘りしていきます。

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箱根駅伝2023の見どころ

箱根駅伝2023の見どころはどこなのでしょう?

・駒澤大学”駅伝三冠”なるか
・青山学院大学連覇で三冠阻止目指す
・全日本大学駅伝2位の国学院大学がダークホース
・立教大学が55年ぶりに箱根出場

最大の見どころは駒澤大学が”大学駅伝三冠(出雲駅伝・全日本大学駅伝・箱根駅伝)”の偉業を達成できるかどうか、というところではないでしょうか。

2022年秋の出雲駅伝と全日本大学駅伝は危なげないレース運びで優勝していますけど、10区間の長丁場となる箱根駅伝は選手層の厚さが勝負の分かれ目になりますので、平均的にレベルが高くて、前回優勝の青山学院大学が駒澤大学の三冠を阻止する可能性も十分あります。

また、駒澤大学と青山学院大学に続く存在といわれているのが国学院大学で、全日本大学駅伝では2位に入り、青山学院大学(3位)を上回っていましたから、往路のデキ次第では優勝まで手が届くかもしれません。

さらに、東京六大学のうちの1つ・立教大学が55年ぶりに箱根路にカムバックするところも見どころになっていて、シード権争い(10位以内)に割って入ることができれば、より盛り上がることでしょう。

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箱根駅伝2023注目選手まとめ!

箱根駅伝2023注目選手を5名まとめます。

・田澤廉(駒澤大学4年)
・佐藤圭汰(駒澤大学1年)
・近藤幸太郎(青山学院大学4年)
・吉居大和(中央大学3年)
・嶋津雄大(創価大学4年)

田澤廉(駒澤大学4年)

2022年夏の世界陸上オレゴン大会男子10000m日本代表に選出されている”学生最強ランナー”田澤廉選手が最後の箱根駅伝に挑みます。

前回の箱根駅伝2区でも区間賞を獲得していますけど、2区の区間記録(1時間5分49秒)の更新を大目標にしていますから、並々ならぬ意気込みで箱根駅伝当日を迎えることになりそうですね。

佐藤圭汰(駒澤大学1年)

田澤廉選手以上のポテンシャルを持つスーパールーキー・佐藤圭汰選手も駒澤大学躍進の原動力になっていますよね。

大学駅伝デビュー戦となった2022年出雲駅伝の2区で区間新記録を樹立したほか、その後の全日本大学駅伝の2区でも区間2位という激走をしていますから、佐藤圭汰選手のパフォーマンス次第では駒澤大学が他チームを圧倒する可能性も十分にあります。

近藤幸太郎(青山学院大学4年)

駒澤大学の大学駅伝三冠阻止を目論む青山学院大学のエース・近藤幸太郎選手も安定感抜群のランナーで、2022年の全日本大学駅伝7区で区間新記録をマークするなど今季も絶好調です。

吉居大和(中央大学3年)

2022年の箱根駅伝1区で区間新記録を樹立しているスピードスター。

今季の全日本大学駅伝では帯状疱疹の影響で不調と伝えられていましたけど、6区で区間記録を更新していて、不安説を一掃しています。

嶋津雄大(創価大学4年)

網膜色素変性症の難病を抱えながらコースを激走している嶋津雄大選手は病気の影響を和らげるために白い帽子を被っています。

3年続けて区間順位2位以上という実力者ですから、悲願の初優勝を目指す創価大学にとっても心強いエースということになりますね。

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箱根駅伝2023の優勝順位予想

箱根駅伝2023の優勝順位予想をお届けします。

1位:駒澤大学
2位:青山学院大学
3位:創価大学
4位:国学院大学
5位:東京国際大学
6位:中央大学
7位:順天堂大学
8位:早稲田大学
9位:東洋大学
10位:明治大学

田澤廉選手や佐藤圭汰選手といった実業団ランナー相手でも互角以上の戦いが可能なスーパーエースを抱える駒澤大学が2年ぶり14回目の優勝を決めるのでは?と予想しています。

青山学院大学はもちろん、国学院大学と創価大学も総合力が高いので、侮れない存在ではありますが、出雲駅伝と全日本大学駅伝でほとんど不発がなかった駒澤大学の底力は高く評価できますので、余程のアクシデントがなければ、順当に駒澤大学が優勝し、大学三冠を決めるのではないでしょうか。

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箱根駅伝2023の区間や戦力予想

箱根駅伝2023の区間(往路5区間・復路5区間)と戦力予想をご紹介します。

<往路>
1区:大手町・読売新聞社前→鶴見中継所(21.3km)
2区:鶴見中継所→戸塚中継所(23.1km)
3区:戸塚中継所→平塚中継所(21.4km)
4区:平塚中継所→小田原中継所(20.9km)
5区:小田原中継所→芦ノ湖(20.8km)
<復路>
6区:芦ノ湖→小田原中継所(20.8km)
7区:小田原中継所→平塚中継所(21.3km)
8区:平塚中継所→戸塚中継所(21.4km)
9区:戸塚中継所→鶴見中継所(23.1km)
10区:鶴見中継所→大手町・読売新聞社前(23.0km)

1区:大手町・読売新聞社前→鶴見中継所(21.3km)

前回の1区で区間新記録を樹立した吉居大和選手(中央大学)が補欠に回り、どの区間に出てくるのかが不透明な状況ですけど、吉居大和選手不在だった場合は超スローペースに持ち込まれての大混戦になる可能性も。

2区:鶴見中継所→戸塚中継所(23.1km)

田澤廉選手(駒澤大学)、近藤幸太郎選手(青山学院大学)、丹所健選手(東京国際大学)といった学生のトップランナーが集結しますから、「花の2区」の看板にふさわしい好レースを見せてくれそうです。

3区:戸塚中継所→平塚中継所(21.4km)

当日のオーダー変更で一気にメンバーが変わりそうな雰囲気もありますけど、横田俊吾選手(青山学院大学)の実力が一歩リードしている印象なので、連覇を狙う青山学院大学は横田俊吾選手の走りで1位まで押し上げたいところ。

4区:平塚中継所→小田原中継所(20.9km)

嶋津雄大選手(創価大学)は2年連続での4区区間賞を目指しているほか、山登りの5区へ勢いをつけたい区間ですから、どのチームも不発は許されません。

5区:小田原中継所→芦ノ湖(20.8km)

往路で最短距離の20.8kmですけど、コースの大半が傾斜のキツイ上り坂ですから、全10区間の中で最もタフさが要求されることになります。

前回大会で1時間10分台の好タイムで往路優勝を決めた若林宏樹選手(青山学院大学)が2年連続の山登りになるので、区間記録に迫る走りを期待したいところですね。

6区:芦ノ湖→小田原中継所(20.8km)

復路のスタートとなる6区は箱根の山を一気に下っていく区間になりますので、他の区間以上にスピード感たっぷりなレースを楽しむことができます。

2022年の箱根駅伝6区で区間2位の武田和馬選手(法政大学)だけでなく、前回の6区で区間5位だった若林陽大選手(中央大学)といった実力者が堅実に好タイムを計測してくるのではないでしょうか。

7区:小田原中継所→平塚中継所(21.3km)

前回大会の7区・区間賞だった岸本大紀選手(青山学院大学)がエントリーの段階では控え登録の形になっていますけど、万全な状態であれば、復路のエース格として岸本大紀選手を起用するはずなので、岸本大紀選手が登場する前までに駒澤大学相手に食らいつきたいところ。

8区:平塚中継所→戸塚中継所(21.4km)

全日本大学駅伝の8区で区間賞を獲得している花尾恭輔選手(駒澤大学)が一歩リードしていますけど、1年生・荒巻朋熙選手(青山学院大学)は10000mで28分37秒台の好タイムを持っているので、未知の魅力がある荒巻朋熙選手の走りがカギを握ることになりそうです。

9区:戸塚中継所→鶴見中継所(23.1km)

駒澤大学でキャプテンを務める山野力選手が満を持して9区にエントリー。

8区までに1位に…という思惑がありそうな駒澤大学ですけど、10000mで28分32秒台のタイムを持つ山野力選手であれば、他チームに首位を奪われている状況でも逆転まで持っていけるかと思います。

10区・鶴見中継所→大手町・読売新聞社前(23.0km)

2022年の箱根駅伝・10区で区間新記録を樹立した中倉啓敦選手(青山学院大学)がアンカーに控えていて、10000mで28分20秒台の好時計がある青柿響選手(駒澤大学)との一騎打ちを展開する形になりそうです。

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箱根駅伝2023の結果

箱根駅伝2023の結果をご紹介します。

往路の結果

1位:駒澤大学
2位:中央大学(31秒差)
3位:青山学院大学(2分03秒差)
4位:国学院大学(4分差)
5位:早稲田大学(4分24秒差)
6位:順天堂大学(4分31秒差)
7位:東京国際大学(4分40秒差)
8位:法政大学(5分44秒差)
9位:城西大学(5分58秒差)
10位:創価大学(6分6秒差)
11位:東洋大学(7分33秒差)
12位:明治大学(8分20秒差)
13位:東海大学(8分31秒差)
14位:帝京大学(9分11秒差)
15位:国士舘大学(10分7秒差)
16位:山梨学院大学(10分30秒差)
17位:大東文化大学(12分52秒差)
18位:日本体育大学(13分24秒差)
19位:専修大学(15分26秒差)
20位:立教大学(15分42秒差)
OP:関東学生連合(13分43秒差)

山登りの5区まで往路優勝の行方が混沌としていましたが、駒澤大学と中央大学が激しいつばぜり合いを展開した結果、大学駅伝三冠を目指す駒澤大学が31秒差で往路優勝を果たしました。

復路の結果

優勝:駒澤大学
2位:中央大学
3位:青山学院大学
4位:国学院大学
5位:順天堂大学
6位:早稲田大学
7位:法政大学
8位:創価大学
9位:城西大学
10位:東洋大学
(ここまで2024年箱根駅伝シード獲得)
——————————————————
11位:東京国際大学
12位:明治大学
13位:帝京大学
14位:山梨学院大学
15位:東海大学
16位:大東文化大学
17位:日本体育大学
18位:立教大学
19位:国士舘大学
20位:専修大学
OP:関東学生連合

往路1位の駒澤大学が一度も首位を明け渡すことなく、2年ぶり8度目の総合優勝を果たし、悲願となる大学駅伝三冠の大偉業を成し遂げました!

駒澤大学関係者の皆さん、おめでとうございます!

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まとめ

箱根駅伝2023の情報を総まとめしていて、注目選手は「田澤廉(駒澤大学4年)」「佐藤圭汰(駒澤大学1年)」「近藤幸太郎(青山学院大学4年)」「吉居大和(中央大学3年)」「嶋津雄大(創価大学4年)」の5名をピックアップしました。

優勝順位・戦力予想や区間の距離、結果速報をご紹介するとともに、大学駅伝三冠を目指す駒澤大学が優勝候補の筆頭で、連覇を狙う青山学院大学も選手層が厚く、例年以上の激戦を見せてくれることになりそうです。

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