古川聡宇宙飛行士の経歴プロフィールはもちろん、高校・大学の学歴やJAXA研究データの捏造・改ざん理由など様々な噂・疑惑について検証していきます。
難関とされる宇宙飛行士の選抜試験に合格していながら、研究データの不正が疑われている古川聡宇宙飛行士にまつわる情報をキッチリと整理していきましょう。
古川聡宇宙飛行士のプロフィール
JAXAの研究データの捏造・改ざん疑惑が浮上した古川聡宇宙飛行士のプロフィールをまとめます。
名前:古川聡(ふるかわ・さとし)
出身地:神奈川県横浜市
生年月日:1964年(昭和39年4月4日)
年齢:58歳(2023年1月時点)
職業:宇宙飛行士、医師
ミッション:ISS長期滞在(28次・29次)
趣味:ボウリング、野球、ドライブ、音楽鑑賞
幼少期に視聴していた「ウルトラセブン」の印象が強く残っているという古川聡宇宙飛行士は、時空を超えて地球のピンチを救おうとするウルトラマンたちの姿に感銘を受け、宇宙に関係する仕事を志すようになりました。
2013年1月にはWOWOWの番組でモロボシ・ダン役・森次晃嗣さんとの対談が実現し、憧れの人と話すことができて光栄です。小さい頃の僕に思いっ切り自慢したいですね」と満面の笑みでコメントしていた古川聡宇宙飛行士。
古川聡宇宙飛行士の夢が叶ったのは2011年6月8日で、ソユーズのTMA-02Mに搭乗して宇宙へと飛び立ち、国際宇宙ステーション(ISS)にて約5ヶ月のミッションを無事にクリアし、一躍時の人となりました。
古川聡宇宙飛行士の経歴
古川聡宇宙飛行士の経歴をご紹介します。
・国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補者に選定(1999年2月)
・宇宙飛行士に正式認定(2001年1月)
・ソユーズ宇宙船のフライトエンジニア資格に合格(2004年5月)
・搭乗運用技術者の資格に合格(2006年2月)
・米国のフロリダ州の海底で行われたNASA極限環境ミッション運用訓練にて活躍(2007年8月)
・野口聡一宇宙飛行士のバックアップクルーに選抜(2008年5月)
・ISSの28次/29次長期滞在員に選ばれる(2008年12月)
・ソユーズに搭乗し、約5ヶ月間ISSに滞在(2011年6月~11月)
・2度目となるISS長期滞在員に選ばれる(2020年12月)
・JAXA研究データの捏造・改ざん疑惑が浮上(2022年11月)
34歳になった1999年2月に国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙飛行士候補者となり、日々訓練を重ねていった古川聡宇宙飛行士は、野口聡一宇宙飛行士のバックアップに選ばれた2008年頃から注目を集め始めます。
優しい顔立ちと語り口が好評だったことと、2011年に無事ISSでの長期滞在を成功させたこともあり、多数のテレビ番組に出演して、宇宙飛行士の魅力について語りつくしていました。
しかし、2022年11月にJAXA研究データの捏造・改ざん疑惑が浮上してしまい、再度スポットライトを浴びる形になったため、2023年中に2度目のISS長期滞在が予定されている古川聡宇宙飛行士の動向に大きな関心が集まっています。
古川聡宇宙飛行士の出身高校と大学は?
古川聡宇宙飛行士の出身高校と大学を調査しました。
出身高校は栄光学園
幼い頃に「ウルトラセブン」を見て宇宙に興味を持つようになった古川聡宇宙飛行士ですけど、栄光学園(最新偏差値75)に通っていた時には医師になることを夢見ていました。
なぜ医師志望になったのかというと、古川聡宇宙飛行士の叔父が医師をしていて、その叔父の姿に憧れたことがきっかけとなり、医師の道を突き進む決意を持ち、大学進学にチャレンジしたそうです。
出身大学は東京大学
栄光学園卒業後の古川聡宇宙飛行士はひとまず東京大学理科三類(最新偏差値72.5)へと進学し、大学3年になってからは東京大学医学部(最新偏差値74.8)で医師になるための勉強を積み重ねます。
専門は消化器外科で臨床・研究に追われる日々を過ごしていた古川聡宇宙飛行士ですが、ふとした瞬間に宇宙飛行士募集の映像を見たことがきっかけになって、医師の道を断念していました。
古川聡宇宙飛行士のJAXA研究データの捏造・改ざん理由は?
古川聡宇宙飛行士のJAXA研究データの捏造・改ざん理由は何なのでしょう?
捏造・改ざんの理由は「多忙だったから」
2016年から2017年にかけ、茨城県つくば市にて行われた宇宙基地を想定した実験の最中、本来であれば居合わせていないはずの研究員が実験に参加していたり、データの捏造・改ざんを行っていたり、という不正が発覚しています。
2022年11月時点の情報によると、捏造・改ざんに関わったとされる研究員2名は「多忙で研究・実験どころではなかった」という趣旨の説明をしていたことが明かされ、世間に衝撃を与えました。
古川聡宇宙飛行士は戒告処分
直接的に古川聡宇宙飛行士が研究データの捏造・改ざんに関わっていたようではありませんけど、不正が行われた実験の責任者だったこともあり、JAXAから戒告処分を受けたことが公表されています。
2023年1月12日の記者会見にて、古川聡宇宙飛行士は「国民の皆さんからの信頼を損ねてしまい、深くお詫び申し上げます。」と謝罪の言葉を述べていました。
まとめ
古川聡宇宙飛行士は2011年にISS長期滞在を成功させるなど、輝かしい経歴プロフィールをご紹介したほか、出身高校は栄光学園で東京大学医学部を卒業していたことが判明しました。
JAXA研究データの捏造・改ざん理由は不正に関与した研究員2名が多忙で実験どころではなかったという短絡的な言い訳を述べているようですけど、実験の責任者として戒告処分を受けている古川聡宇宙飛行士の今後の振る舞いに注目ですよね。