大江健三郎(おおえ・けんざぶろう)さんの息子にあたる大江光(おおえ・ひかり)さんの2023年現在の状況は？知的障害の噂が家族構成の話などを徹底深堀り。
ノーベル文学賞作家で2023年3月に88歳で亡くなった大江健三郎さんの功績を振り返っていくと、息子・大江光さんの存在も大きくクローズアップされていたので、まずは家族構成について調べてみました。
大江健三郎の家族構成
大江健三郎さんの家族構成をご紹介します。
妻・ゆかり
長女・菜摘子
次男・桜麻
妻・ゆかり
・生年月日が1935年（昭和10年）2月18日
・年齢は88歳で夫の大江健三郎と同学年
・伊丹十三の妹
・高校時代からの知り合いで、1960年に結婚した
大江健三郎さんの妻・ゆかりさんは長男・大江光さんなど3人の子供を授かっていますので、家族構成は5人ということが判明しました。
妻・ゆかりさんと大江健三郎さんは1935年早生まれの同学年で、松山東高校時代に初めて知り合い、25歳となった1960年にゴールインしています。
「マルサの女」シリーズでお馴染みの映画監督・伊丹十三さんの妹にあたるのが妻・ゆかりさんですので、大江健三郎さんと伊丹十三さんは親戚関係だったということになりますね。
長女・菜摘子
・菜摘子(なつみこ)は1967年（昭和42年）生まれで年齢は56歳
・桐朋女子中学→桐朋女子高校→上智大学という学歴
・既婚者で子供がいる可能性大
中高一貫の私立校・桐朋女子から上智大学に進む、という華麗なる学歴を持つ長女・菜摘子さんは作家の道には進んでないようで、一般人女性として平穏な日々を過ごしているものと思われます。
いつ結婚したのかは分かっていませんが、長女・菜摘子さんが既婚者という点は確定情報となっていて、50代に差し掛かっていることを踏まえると、子供がいても不思議ないですよね。
次男・桜麻
・桜麻(さくらお)は1969年（昭和44年）生まれで年齢は54歳
・桐朋高校から東京大学農学部へと進学
・三井化学アグロに就職していて、子供は2人いる模様
長女・菜摘子さんよりも2歳年下の次男・桜麻さんは私立の中高一貫男子校・桐朋高校を卒業した後、父・大江健三郎さんと同じ東京大学へと進学しました。
就職先は三井化学アグロだったことが分かっていて、2人の子供に恵まれた、という情報も出ていますから、既婚者なのはほぼ確実でしょう。
続いては、大江健三郎さんの長男にあたる大江光さんのプロフィールを調べてみました。
大江光のプロフィール
大江光さんのプロフィールをまとめていきます。
名前：大江光（おおえ・ひかり）
生年月日：1963年（昭和38年）6月13日
年齢：59歳（2023年5月時点）
出身地：東京都
職業：作曲家（クラシック音楽）
鳥の鳴き声を聞いただけでどの鳥が鳴いたのかがハッキリと分かったという大江光さんは小さい頃から類まれな音楽センスを発揮していて、弱冠13歳で本格的に楽曲制作をスタートさせます。
「大江光の音楽（1992年）」と「大江光ふたたび（1994年）」で日本ゴールドディスク大賞を獲得するなど、日本音楽界で目覚ましい活躍を見せている大江光さん。
1995年には父・大江健三郎さんが原作の小説を叔父・伊丹十三さんが映像化した映画「静かな生活」の音楽を担当し、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞しています。
作曲家として輝かしい実績を残している大江光さんの今現在にも関心が集まっていますので、分かる限りの情報をかき集めてみました。
大江光(大江健三郎の息子)の現在は？
大江健三郎さんの息子・大江光さんの現在はどんな感じなのでしょう？
・2005年の「もう一度 大江光」以降、作品を発表していない
・大江健三郎の講演会に出かけて、親子で登壇したことも
・父親の訃報を受けてのコメントを発表していない
13歳の頃から作曲に没頭していた大江光さんではありますが、2005年に発表した「もう一度 大江光」以降、自身の作品を世に送り出していない状況なので、2023年現在も作曲家を続けているのかどうかは分かっていません。
生前の父・大江健三郎さんの講演会で親子共演が実現することもあったのですが、大江健三郎さんが亡くなった2023年3月にもコメントを発表していないことを踏まえると、大江光さんは父親の死をきっかけに現役を引退した可能性も十分あるかと思います。
最後に、表舞台に姿を現さなくなった大江光さんが自閉症や知的障害を患っている？との噂が出ていますから、詳細をチェックしていきましょう。
大江光は自閉症や知的障害の噂も
大江光さんは自閉症や知的障害がある？と噂されていますが、本当なのでしょうか？
・脳に先天性の異常が見つかったため、幼少期に手術をした
・命は助かったものの、大江光の脳には知的障害の後遺症が残った
・映画「静かな生活」に登場する「イーヨー」のモデルが大江光？
・「イーヨー」が作中で自閉症のような症状を見せていた
・大江光が自閉症を患っているかどうかは不明
赤ちゃんの頃の大江光さんは脳に先天性の異常を抱えていたそうで、すぐに手術に踏み切り、命に別状はなかったのですが、大江光さんの脳には手術の後遺症が残り、知的障害のような症状を見せるようになったとのこと。
また、話すことがあまり得意ではない大江光さんは知的障害に加え、自閉症を患っている説が浮上したのですが、父・大江健三郎さんをはじめとする家族は大江光さんの詳しい症状を明らかにしていないので、本当に自閉症なのかどうかは分かっていません。
ただ、大江健三郎さんが原作を手掛けた映画「静かな生活」に登場し、自閉症のような症状を見せる「イーヨー」というキャラクターが大江光さんをモデルにした？と噂されたことが自閉症説浮上の理由だったようですね。
まとめ
大江健三郎さんの息子・大江光さんの2023年現在の様子は不明ですけど、父親の死がきっかけとなり、作曲活動を引退した可能性があり、2005年以降自身の作品を発表していない点も気掛かりです。
家族構成は父親・母親・長男（大江光）・長女・次男の5人で、知的障害を患っているのは本当でしたが、自閉症なの？という話の根拠は見つかっておらず、詳しい症状は分かっていません。